2.5. bsdinstall の紹介

bsdinstall は、Nathan Whitehorn により書かれた、テキストベースのインストールプログラムです。 2011 年の FreeBSD 9.0 で導入されました。

注記:

Kris Moore pc-sysinstall は、 PC-BSD に含まれており、 http://wiki.pcbsd.org/index.php/Use_PC-BSD_Installer_to_Install_FreeBSD に説明されている方法で、os; のインストールにも使用できます。 bsdinstall と混同されることもありますが、 この 2 つのインストーラには関係はありません。

bsdinstall のメニューは、カーソルキー、 Enter, Tab, Space 等で操作します。

2.5.1. キー配列メニューの選択

使用しているシステムのコンソールにもよりますが、 bsdinstall は、 最初にデフォルト以外のキーボードレイアウト使うかどうかを尋ねてきます。

図2.4 キーマップの選択
キーマップの選択

[ YES ] を選択すると、 以下のキーボード選択画面が表示されます。 そうでなければ、この選択メニューは表示されず、 デフォルトのキーボードマップが使われます。

図2.5 キーボードメニューの選択
キーボードメニューの選択

システムのキーボードに最も近いキーマップを上下のカーソルキーで選び、 Enter キーを押してください。

注記:

Esc を押すと、 デフォルトのキーボードマップを使うようになります。 どのキーボードマップを選べばよいかわからない場合には、 United States of America ISO-8859-1 キーマップを選ぶとよいでしょう。

FreeBSD 10.0-RELEASE 以降では、このメニューが拡張されました。 デフォルトの選択と共に、キーマップのすべて選択項目が表示されます。 さらに、異なるキーマップを選択した時には、 ダイアログが表示され、インストールを先に進む前に、 ユーザがキーマップの試験を行い、適切かどうかを確認できます。

図2.6 拡張キーマップメニュー
拡張キーマップメニュー

2.5.2. ホスト名の設定

次に bsdinstall は、 新しくインストールするシステムに与えるホスト名の入力に移ります。

図2.7 ホスト名の設定
ホスト名の設定

入力するホスト名は、 machine3.example.com のように完全修飾のホスト名で入力してください。

2.5.3. インストールするコンポーネントの設定

次に、 bsdinstall は、インストールするオプションのコンポーネントの選択に移ります。

図2.8 インストールするコンポーネントの設定
インストールするコンポーネントの設定

どのコンポーネントをインストールするかは、 システムの用途と用意されているディスク容量に依存します。 base system として知られている FreeBSD カーネルとユーザランドは、 常にインストールされます。

インストールのタイプによっては表示されないコンポーネントもあります。

オプションのコンポーネント
  • doc - 追加の文書。多くは歴史的な興味のものです。 FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトが提供している文書は、 あとでインストールされます。

  • games - fortune, rot13 などの伝統的な BSD ゲームをインストールします。

  • lib32 - 32-bit のアプリケーションを 64-bit 版の FreeBSD で実行する際に必要となる互換ライブラリ。

  • ports - FreeBSD Ports Collection

    Ports Collection は、 ソフトウェアのインストールを簡単に行う方法を提供します。 Ports Collection は、 ソフトウェアをコンパイルするのに必要なソースコードを含んでいません。 サードパーティ製ソフトウェアパッケージのダウンロード、 コンパイル、インストールを自動化するように設計されたファイルの集まりです。 Ports Collection の使い方については、 5章アプリケーションのインストール - packages と ports で説明します。

    警告:

    インストールプログラムは、 システムのディスクに十分な空き容量があるかどうかを確認しないので、 ハードディスクに十分な容量があるときだけ、 このオプションを選択するしてください。 FreeBSD 9.0 では、Ports Collection が必要とする容量は、 約 500 MB です。

  • src - システムのソースコード

    FreeBSD には、 カーネルとユーザランド両方のソースコードが付属しています。 ほとんどのアプリケーションは必要としませんが、 ソースで提供されているソフトウェア (デバイスドライバやカーネルモジュールなど) によってはコンパイル時、 または FreeBSD そのものを開発する場合に必要となります。

    すべてのソースツリーをインストールするには 1 GB のディスク容量を必要とします。 また、FreeBSD システム全体のコンパイルには、 さらに 5 GB の容量が必要です。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、 ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。

本文書に関する質問については、 <doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。