9.3. システムのハードウェアについて知る

カーネルコンフィグレーションファイルの編集を始める前に、 コンピュータのハードウェア一覧を作成すると良いでしょう。 デュアルブートシステムでは、 現在インストールされている別のオペレーティングシステムの設定を調べることで、 一覧を作成できます。 たとえば、Microsoft® の デバイスマネージャ は、インストールされているデバイスに関する情報を持っています。

注記:

Microsoft® Windows® のバージョンによっては、 システム アイコンを使って、 デバイスマネージャ にアクセスできます。

インストールされているオペレーティングシステムが FreeBSD だけであれば、dmesg(8) を使い、 起動時に検出されたハードウェアの一覧を調べてください。 FreeBSD のほとんどのデバイスドライバにはマニュアルページが用意され、 対応しているハードウェアの一覧を提供しています。 たとえば、以下の行は、psm(4) ドライバがマウスを検出したことを示しています。

psm0: <PS/2 Mouse> irq 12 on atkbdc0
psm0: [GIANT-LOCKED]
psm0: [ITHREAD]
psm0: model Generic PS/2 mouse, device ID 0

このハードウェアはシステムに存在するので、 カスタムカーネルコンフィグレーションファイルからこのドライバを外さないでください。

dmesg が起動時の検出結果を表示しない場合には、 かわりに /var/run/dmesg.boot で出力を確認してください。

ハードウェアを見つけるためのもうひとつのツールは、 より冗長な出力を行う pciconf(8) です。 たとえば、以下のようになります。

% pciconf -lv
ath0@pci0:3:0:0:        class=0x020000 card=0x058a1014 chip=0x1014168c rev=0x01 hdr=0x00
    vendor     = 'Atheros Communications Inc.'
    device     = 'AR5212 Atheros AR5212 802.11abg wireless'
    class      = network
    subclass   = ethernet

この出力は、ath ドライバがワイヤレスイーサネットデバイスにあることを示しています。

man(1)-k フラグで実行すると、 有用な情報を得ることができます。たとえば、 ある特定の単語を含むマニュアルページの一覧を表示するには、 以下のようになります。

# man -k Atheros
ath(4)                   - Atheros IEEE 802.11 wireless network driver
ath_hal(4)               - Atheros Hardware Access Layer (HAL)

ハードウェアの一覧を作成したら、 この一覧を利用して、 カスタムカーネルのコンフィグレーションファイルを編集している時に、 インストールされているハードウェアのドライバが削除されていないことを確認してください。

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