2. 貢献の仕方

一般的に、システムへの貢献は次の 5 つのカテゴリの 1 つ以上に分類されます:

2.1. バグ報告と一般的な論評

一般的な技術的関心事に関するアイデアや提案は FreeBSD technical discussions メーリングリスト へメールしてください。同様に、このような事柄に興味のある (そして膨大なメール! に耐えられる) 人は、 FreeBSD technical discussions メーリングリスト に参加すると良いでしょう。 このメーリングリストや他のメーリングリストに関する詳しい情報については FreeBSD ハンドブックを参照してください。

バグを発見したり変更を送付しようとしている場合は 障害報告提出フォーム を使用して報告してください。 バグレポートの各項目を埋めるようにしてください。65KB を超えるのでなければ、 レポート中に直接パッチを入れてくださって結構です。 パッチがソースツリーにすぐ適用できるものならば、 報告の概要に [PATCH] と書いておいてください。 パッチを入れる場合、カット&ペーストはしないで ください。 カット&ペーストではタブがスペースに展開されてパッチが使い物にならなくなってしまいます。 パッチが 20KB を超える場合は、アップロードをする前に、 それらを (gzip(1)bzip2(1) で) 圧縮することを検討してください。

レポートがファイリングされれば、 バグ報告の確認とトラッキング番号をメールで受け取るはずです。 このトラッキング番号を覚えておき、 問題に関する詳細情報を更新できるようにしてください。

良い障害報告を書く方法については この文書 をご覧ください。

2.2. 文書の変更

文書の変更は FreeBSD documentation project メーリングリスト が監督しています。 完全な説明は、FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト入門をご覧ください。 他の障害報告と同様の方法で、提案や変更 (どんな些細なものでも歓迎します!) を送ってください。

2.3. 現存のソースコードの変更

現存のソースコードへの追加または変更は、 いくらかトリッキーな仕事であり、FreeBSD 開発の現状にあなたがどれだけ通じているかに大きく依存します。 FreeBSD-CURRENT として知られる FreeBSD の特別な継続的リリースがあります。FreeBSD-CURRENT は開発者の積極的な活動の便宜のために、 色々な方法で利用可能になっています。FreeBSD-CURRENT の入手と使用方法についての詳しい情報については FreeBSD ハンドブック を参照してください。

古いソースをもとに作業すると、 残念ながらあなたの変更が時として時代遅れもしくは大きく異なるものになってしまって、 FreeBSD に再統合するのは困難になる恐れがあります。 システムの現状に関する議論がおこなわれている FreeBSD announcements メーリングリストFreeBSD-CURRENT メーリングリスト へ参加すれば、この可能性を最小限にできます。

十分新しいソースを変更のベースにできることが確実になったと仮定して、 次のステップは FreeBSD の保守担当者へ送る差分ファイルの生成です。これは diff(1) コマンドを使用しておこないます。

差分ファイルの提出において好ましい diff(1) の形式は、 diff -u により生成される unified diff 形式です。

% diff -u oldfile newfile

または、

% diff -u -r -N olddir newdir

で、指定されたソースファイルまたはディレクトリ階層に対する unified diff 形式の差分が生成されます。

詳しい説明は diff(1) を参照してください。

差分ファイル (patch(1) コマンドでテストできます) を作ったら、それらを FreeBSD に含めてもらうよう障害報告として提出してください。 差分ファイルだけを FreeBSD technical discussions メーリングリスト送ってはいけません。 見過ごされてしまうでしょう。 あなたの提案は大歓迎です (これはボランティアのプロジェクトです!)。 私たちは多忙なのですぐに取りかかれないかもしれませんが、 それまで PR データベースに残っているでしょう。 報告の概要に [PATCH] と書いてあなたの提案を表明してください。

あなたがそうした方がいいと思う場合 (たとえば、 ファイルの追加、削除または名称変更など)、変更を tar ファイルにまとめてください。 shar(1) アーカイブも歓迎します。

たとえば、再配布に適用される著作権の問題に自信がないといった、 あなたの変更が微妙な性質のものである可能性があれば、 障害報告で提出するよりむしろ直接 コアチーム へ送ってください。コアチーム 宛のメールは、 日々の仕事のかなりの割合を FreeBSD に割いている人たちの、 より小さなグループに届きます。 このグループもまたとても忙しいことに注意して、 本当に必要な場合だけコアチームにメールを送るようにしてください。

コーディングスタイルに関して intro(9) および style(9) を参照してください。コードを提出する前には、 少なくともこの情報を意識しておいてくださるようお願いします。

2.4. 新たなコードやきわめて付加価値の高いパッケージ

大きな分量の作業成果の貢献や、重要な新しい機能を FreeBSD に追加する場合には、大抵、変更点を tar ファイルにまとめて送るか、ウェブサイトや FTP サイトへアップロードしてアクセスできるようにしなければなりません。 web や FTP サイトが利用できなければ、適切な FreeBSD のメーリングリストで誰かその変更をおくサイトを提供してくれるよう頼んでください。

大量のコードを扱っている時は、 常に著作権に関する微妙な問題が出てきます。 FreeBSD では、BSD または ISC といったフリーソフトウェアライセンスが好まれます。 GPLv2 のようなコピーレフトライセンスも、場合によっては許可されます。 完全なリストが、コアチームライセンスポリシ ページにあります。

2.5. 金銭、ハードウェア

私たちは FreeBSD プロジェクトの目的を進めるための寄付を常に喜んで受け入れています。 私たちのようなボランティア活動では、 ちょっとしたことが大いに役立つのです! また一般的に、私たちは自前で周辺機器を買う資金が不足しているため、 周辺機器のサポートを充実させるのにハードウェアの寄付はとても重要です。

2.5.1. 資金の寄付

The FreeBSD Foundation は、 FreeBSD プロジェクトの目標を推進するために設立された、 非営利の、税金を免除された財団です。501(c)3 に適合する団体として、 Foundation はアメリカ合衆国連邦所得税ならびに コロラド州所得税を一般に免除されています。免税団体への寄付は、 多くの場合連邦政府の課税対象所得から控除できます。

寄付は小切手で以下に送ってください。


〓〓〓〓The〓FreeBSD〓Foundation
〓〓〓〓P.O.〓Box〓20247,
〓〓〓〓Boulder,
〓〓〓〓CO80308
〓〓〓〓USA
〓〓

また、寄付の受け付けを PayPal を通じて web 経由でできるようになりました。 寄付をするには、The FreeBSD Foundation の web サイトをぜひご覧ください。

The FreeBSD Foundation に関するこれ以上の情報は The FreeBSD Foundation -- an Introduction を見てください。 Foundation への email での連絡は へどうぞ。

2.5.2. ハードウェアの寄贈

FreeBSD プロジェクトは適切な使い道のあるハードウェアの寄付を喜んで受け入れています。 ハードウェアを寄贈しようとしているなら、 寄贈品受付事務局に連絡してください。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、 ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。

本文書に関する質問については、 <doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。