5.4. Xorg の設定

ほとんどの場合 Xorg は自己構成です。 自動設定は最も好ましい方法で、最初に試してみるべき方法です。 設定ファイルを変更せずに X を起動しても、 ビデオカードおよび入力デバイスは自動的に検出されて使われます。 もしシステムに設定ファイルがすでに存在しているが、 新しく設定を行いたいと考えているのであれば、 最初にこれまでの設定を保存してください。

# mv /etc/X11/xorg.conf ~/xorg.conf.etc
# mv /usr/local/etc/X11/xorg.conf ~/xorg.conf.localetc

設定ファイルを生成し、 X システムを起動するには以下のコマンドを実行してください。

% startx

黒とグレーのグリッドと X のマウスポインタが現われればその設定は成功です。 マウスを動かしたり、ウィンドウに対してテキストを入力して、 システムが正しく動いていることを確認してください。 テストを終了するには、X を起動するコマンドを実行した仮想コンソールに Ctrl+Alt+Fn (1 番目の仮想コンソールへは F1) と入力して切り替え、Ctrl+C と入力してください。

マウスまたはキーボードが動かないようでしたら、「トラブルシューティング」 を参照してください。

GNOME, KDE もしくは Xfce のようなデスクトップ環境は、 ビデオ解像度のようなパラメータを設定するグラフィカルなツールを提供しています。 もし、デフォルトのコンフィグレーションがうまく動く場合には、 「デスクトップ環境」 で説明されているデスクトップ環境のインストール例へと進んでください。

注記:

Ctrl+Alt+Backspace キーの組み合わせでも Xorg を終了できます。 X 端末エミュレータで以下のコマンドを入力してください。

% setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp

または、 hald 用のキーボード設定ファイル x11-input.fdi を作成して /usr/local/etc/hal/fdi/policy ディレクトリに保存してください。 このファイルには以下を含める必要があります。

<?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?>
<deviceinfo version="0.2">
  <device>
    <match key="info.capabilities" contains="input.keyboard">
	  <merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">terminate:ctrl_alt_bksp</merge>
    </match>
  </device>
</deviceinfo>

xorg.conf.newServerLayout もしくは ServerFlags セクションに、 以下の行を追加する必要もあるでしょう。

Option	"DontZap"	"off"

5.4.1. 注意

最適な解像度に設定できるかどうかは、 ビデオハードウェアおよびそのドライバの対応に依存します。 現時点における、ドライバの対応は以下の通りです。

  • Intel: FreeBSD 9.3 および FreeBSD 10.1 では、 IronLake, SandyBridge および IvyBridge といったほとんどの Intel グラフィックスの 3D acceleration に対応しています。 X と仮想コンソール間の切り替えは、 vt(4) によって対応しています。

  • ATI/Radeon: 2D および 3D acceleration は、 HD6000 シリーズまでのほとんどの Radeon カードで対応しています。

  • NVIDIA: いくつかの NVIDIA ドライバが Ports Collection の x11 カテゴリから利用できます。 ビデオカードのモデルに対応するドライバをインストールしてください。

  • Optimus: 現在では、Optimus により提供されている二つのグラフィックスアダプタ間の切り替えには対応していません。 Optimus の実装は変わるので、FreeBSD は、 すべてのハードウェアで動作するというわけではありません。 いくつかのコンピュータは、BIOS オプションを提供していて、 グラフィックスアダプタの一つを無効にしたり、 discrete モードを選択できます。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、 ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。

本文書に関する質問については、 <doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。