2.5. bsdinstall の使用

この章では、 bsdinstall メニューの順番と、 システムがインストールされる前に、 尋ねられる情報の形式について紹介します。 メニューオプションの選択には、矢印キーを使い、 メニューの項目の選択や解除する場合には、Space キーを使ってください。 設定が終わったら、Enter を押して設定を保存し、次の画面へ移動してください。

2.5.1. キー配列メニューの選択

使用しているシステムのコンソールにもよりますが、図2.4「キーマップの選択」 で表示されるメニューが最初に表示されます。

図2.4 キーマップの選択
キーマップの選択

キーボードのレイアウトを設定するには、 [ YES ] が選択されている状態で、 Enter を押してください。図2.5「キーボードメニューの選択」 で表示されているメニューが表示されます。 デフォルトのレイアウトを使用する場合には、カーソルキーを使って、 [ NO ] を選択し、 Enter を押して、 このメニュー画面をスキップしてください。

図2.5 キーボードメニューの選択
キーボードメニューの選択

キーボードレイアウトを設定するには、 システムのキーボードに最も近いキーマップをカーソルキーの上下キーので選択してください。 選択を保存するには、Enter キーを押してください。

注記:

Esc を押すと、メニューを終了し、 デフォルトのキーボードマップを使うようになります。 どのキーボードマップを選べばよいかわからない場合には、 United States of America ISO-8859-1 を選ぶとよいでしょう。

FreeBSD 10.0-RELEASE 以降では、このメニューが拡張されました。 デフォルトの選択と共に、キーマップのすべて選択項目が表示されます。 さらに、異なるキーマップを選択した時には、 ダイアログが表示され、インストールを先に進む前に、 ユーザがキーマップの試験を行い、適切かどうかを確認できます。

図2.6 拡張キーマップメニュー
拡張キーマップメニュー

2.5.2. ホスト名の設定

次の bsdinstall のメニューでは、 新しくインストールするシステムに与えるホスト名を設定します。

図2.7 ホスト名の設定
ホスト名の設定

ネットワーク上でユニークなホスト名を入力してください。 入力するホスト名は、machine3.example.com のように完全修飾のホスト名で入力してください。

2.5.3. インストールするコンポーネントの設定

次に、 bsdinstall は、インストールするオプションのコンポーネントの選択に移ります。

図2.8 インストールするコンポーネントの設定
インストールするコンポーネントの設定

どのコンポーネントをインストールするかは、 システムの用途と用意されているディスク容量に依存します。 base system として知られている FreeBSD カーネルとユーザランドは、 常にインストールされます。 アーキテクチャによっては、表示されないコンポーネントもあります。

  • doc - 追加の文書。 多くは歴史的な興味のもので、/usr/share/doc にインストールされます。 FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトが提供している文書は、 後で、「ドキュメントのアップデート」 に書かれている手順でインストールされます。

  • games - fortune, rot13 などの伝統的な BSD ゲームをインストールします。

  • lib32 - 32-bit のアプリケーションを 64-bit 版の FreeBSD で実行する際に必要となる互換ライブラリ。

  • ports - FreeBSD Ports Collection は、 サードパーティ製ソフトウェアパッケージのダウンロード、 コンパイル、 インストールを自動化するように設計されたファイルの集まりです。 Ports Collection の使い方については、 5章アプリケーションのインストール - packages と ports で説明します。

    警告:

    インストールプログラムは、 システムのディスクに十分な空き容量があるかどうかを確認しないので、 ハードディスクに十分な容量があるときだけ、 このオプションを選択するしてください。 FreeBSD 9.0 では、Ports Collection が必要とする容量は、 約 500 MB です。

  • src - FreeBSD のカーネルおよびユーザランド両方の完全なソースコードです。 ほとんどのアプリケーションは必要としませんが、 デバイスドライバやカーネルモジュール、 Ports Collection のアプリケーションによってはコンパイル時に必要となります。 このソースは、FreeBSD そのものの開発に使うこともできます。 すべてのソースツリーをインストールするには 1 GB のディスク容量を必要とします。 また、FreeBSD システム全体のコンパイルには、 さらに 5 GB の容量が必要です。

2.5.4. ネットワークからのインストール

図2.9「ネットワークからのインストール」 で示されているメニューは、 -bootonly.iso CD からインストールする時のみ表示されます。この インストールメディアは、インストールファイルを含んでいません。 ネットワーク経由でインストールファイルをダウンロードする必要があるため、 このメニューは、ネットワークインタフェースを最初に設定する必要があることを示しています。

図2.9 ネットワークからのインストール
ネットワークからのインストール

ネットワーク接続の設定を行うには、 Enter を押して、 「ネットワークインタフェースの設定」 に示されている手順に従ってください。 ネットワーク接続の設定が終わったら、 FreeBSD をインストールするコンピュータと同じ地域のミラーサイトを選んでください。 ターゲットコンピュータの近くにミラーサイトがあると、 ファイルのダウンロードは早く終わるので、 インストールの時間は短くなります。

図2.10 ミラーサイトの選択
ミラーサイトの選択

ローカルメディアにインストールファイルが用意されているように、 インストールは先に進みます。

本文書、および他の文書は ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/ からダウンロードできます。

FreeBSD に関する質問がある場合には、 ドキュメント を読んだ上で <questions@FreeBSD.org> まで (英語で) 連絡してください。

本文書に関する質問については、 <doc@FreeBSD.org> まで電子メールを (英語で) 送ってください。